年月を経る家
- 設計者
- 小西永高
- 用途
- 戸建住宅
- 竣工
- 2008年
こちらの地方にある建物はアメリカの住宅にも似ていて
石組みの時代のデザインを残し
壁量を確保しなければならない理由もあり
窓の巾はあまり大きくは無く
合理的に壁と窓が連続しています。
シンメトリー(左右対称)とリズムが基本となります。
バランスが微妙にデザインを支配しますので
構造から、外壁材の色や質感、屋根の角度、質感など
窓の高さ(大きさ)と建物の高さ、横巾などのバランス
イコール室内の機材、構造などとの関係を
ミリ単位で検討することが必要で
この辺は建築主様も含め、検討が必要でした。
間取り的には
ラウンド動線を基本とした機能動線を意識しながら
各部分からの視線による空間バランスを考慮し
ボリュームを持たせた表しの梁など
年代の感じさせる室内デザインを演出しました。